ここではTiroの具体的な使い方を詳しくご案内します。もし、ビデオ通話による個別の利用案内をご希望の場合は、こちらの[個別案内ミーティング予約リンク]からご希望の日時を選択してください。担当者が直接、Tiroを最大限に活用するためのコツをご説明します。
Tiroは、ChromeやSafariなど、普段お使いのウェブブラウザ上で動作します。より快適にご利用いただくための[デスクトップアプリ]と[モバイルアプリ]もご用意しております。
Tiro公式サイト(https://tiro.ooo/ja)にアクセスし、「無料で試す」ボタンから会員登録を進めてください。現在、Googleアカウントでご登録いただけます。お使いのGoogleアカウントで、わずか3秒で登録が完了します。
会員登録が完了すると、すぐに記録を開始できるホーム画面が表示されます。
【ポイント】記録の精度を最大限に高めるコツ 録音を開始する前に、Tiroに会話の「コンテキスト(文脈)」を教えてあげましょう。固有名詞や状況を事前に入力しておくだけで、Tiroは驚くほど正確に言葉を認識します。
ノートのタイトルと参加者の設定
会話の状況に合わせてノートのタイトルを設定できます。設定しない場合でも、Tiroが会話内容から自動でタイトルを生成します。
「参加者を追加」欄にメールアドレスを入力すると、同席者を追加できます。参加者として登録しておくと、会話中の話者認識の精度が向上し、記録後のノート共有もスムーズになります。
コンテキストの入力
録音前に会話の背景情報を入力することで、文字起こしの精度と要約の質が飛躍的に向上します。
入力例(ビジネスミーティングの場合):
株式会社A社と進めるBプロジェクトに関するミーティングです。製品名、参加者の氏名などの固有名詞やビジネス用語を正確に記録し、プロフェッショナルかつ公式なトーンで要約を作成してください。人名/会社名/製品名: [山田太郎], [株式会社A社], [Tiro]
言語の設定
Tiroは12カ国語に対応しており、会話の言語と要約の言語を別々に設定できます(例:英語の会話を日本語で要約)。これにより、Tiroが高品質なリアルタイム翻訳・要約ツールとしても機能します。
記録の開始
赤い録音開始ボタンを押すと、下の画像のようにボタンが「音声波形アイコン」に変わります。
【トラブルシューティング】
会話中なのに、波形アイコンが動きません
音声波形は、マイクが拾う音量に応じて動きます。もし会話中に波形が動かない場合は、お使いのPCのマイク入力設定が正しくされているかをご確認ください。(関連ヘルプドキュメント)
メモ機能(コンテキストの更新)
会話の途中でメモを取りたい場合は「メモ」機能をご利用ください。メモに入力された内容も、Tiroは追加のコンテキストとしてリアルタイムで認識に反映させます。会話中に突然出てきた固有名詞やキーワードをメモするだけで、次の発言から認識精度が向上します。
リアルタイム要約(会話記録)
Tiroは会話をリアルタイムで記録しながら、自動で箇条書きの要約ノートを作成します。会話の途中で聞き逃した部分があっても、このノートですぐに内容を確認できます。
録音中の修正
ノイズなどで認識がうまくいかなかった部分や、要約に追加したい内容があれば、録音中に直接テキストを編集できます。「スクリプトを見る」から、または箇条書きのノートを直接クリックして修正が可能です。
一時停止と再開
音声波形アイコンを再度クリックすると、赤い録音ボタンに戻り、記録が一時停止します。記録が一時停止している間のみ、会話言語の変更や「1ページ要約」の生成が可能です。
記録が完了すると、3つの形式で結果が整理されます。
1ページ要約: 会話終了後に自動で生成される、最も構造化された要約ノートです。他のツールでは体験できない、会話全体の核心をテーマ別に整理した高品質な要約をご確認ください。
ノート: 記録中にリアルタイムで生成されていた、時系列の箇条書きノートです。
会話記録: 会話全体を記録した、完全な文字起こしデータです。発言中の文法的な誤りや不要な間投詞(「えーっと」など)は、Tiroが自動で除去し、洗練された文章として記録します。
既存の音声ファイルを文字起こし・要約する手順は以下の通りです。
Step 1. ホーム画面左側の「音声ファイルをアップロード」をクリックします。
Step 2. 「ドラッグ&ドロップで変換するオーディオファイルをアップロードしてください」というエリアをクリックし、ファイルを選択します。
Step 3. (任意)コンテキスト(文脈)を入力し、言語を設定した後、「変換する」をクリックします。
Step 4. 変換が完了するまで待ちます。完了すると、進行状況バーが消え、会話記録とスクリプトが生成されます。
Step 5. 変換が完了したノートも、リアルタイムで記録したノートと同様に、「1ページ要約」や「マイテンプレート」機能を使って自由に整理できます。